国税庁は、所得税の確定申告、予定納税および個人事業者の消費税の確定申告や中間申告の納税について、多くの人が利用している預貯金口座からの口座引落しによる便利な振替納税を勧めております。
振替納税の利用にあたっては、事前に税務署または希望する預貯金口座の金融機関へ専用の依頼書を提出するか、e-Taxにより依頼書を提出する必要があります。
預貯金口座の変更依頼や振替納税の取りやめ依頼がない場合、所轄の税務署が変更とならない場合に限り、自動的に次回以降も振替納税が行われます。
ただし、残高不足等で振替納税ができない場合には、法定納期限の翌日から延滞税がかかってしまいますので、ご利用になる方は、事前に預貯金残高をご確認ください。
また、期限内に提出された確定申告や予定納税、中間申告が対象であり、期限後申告や修正申告は利用できず、領収証書は発行されませんので、あわせてご注意ください。
振替納税の利用を希望する場合は、「書面での提出」か「オンラインでの提出」かのいずれかの方法により口座振替依頼書の提出が必要となります。
(後編へつづく)
(注意)
上記の記載内容は、令和7年1月6日現在の情報に基づいて記載しております。
今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。