(後編)国税庁:便利な振替納税の利用について

(前編からのつづき)

 書面での提出は、口座振替依頼書に住所、氏名、金融機関名、預貯金口座名などを記入し、預貯金通帳に使用している印鑑を押して、税務署か金融機関に提出します。
 口座振替依頼書は、税務署に備え付けてあるほか、国税庁ホームページからもダウンロードできます。

 オンラインでの提出は、パソコンやスマートフォンからe-Taxにログインし、入力画面に沿って必要事項を入力し、口座振替依頼書を送信します。
 口座振替依頼書は、納税者自身名義の預金口座のみ利用でき、自身以外の預金口座を利用することはできません。
 振替依頼書のオンライン提出は、システム事業者および金融機関の提供するセキュリティに保護された外部サイトを利用します。

 なお、転居等により、納税地を所轄する税務署が変更となる場合は、あらためて口座振替依頼書を変更後の税務署に提出する必要があります。
 また、口座振替依頼書の提出に代えて、申告所得税又は消費税の申告書の振替継続希望欄に「○」を記載して提出する手続きも可能ですので、ご不明な点は税務署等にご確認ください。

(注意)
 上記の記載内容は、令和7年1月6日現在の情報に基づいて記載しております。
 今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。