(前編からのつづき)
公表日が1ヵ月短縮された理由として、冊子での路線価図等の制作をやめ、その作業時間が浮いたことにより、同年からは紙による路線価図等(冊子)を国税局・税務署に備え付けないことになりました。
公表日が短縮されましたが、国税当局においてIT化、ペーパレス化などコスト削減を図ることができました。
現在、国税局や税務署の窓口では、路線価図等閲覧用のパソコンが設置されております。
混雑時は待つ必要がありますが、従来どおり、自宅や会社のパソコンから国税庁のホームページの「路線価図等の閲覧コーナー」にアクセスしますと、全国の過去7年分の路線価図等を見ることができます。
路線価図等の見方等が分からない場合には、最寄りの税務署に電話をかけ、自動音声に従って「1」を選択しますと、電話相談センターにつながりますので、ご利用ください。
なお、国税庁では、路線価の公開初日から数日間は、アクセス集中により閲覧しにくい状態になることがあるとして、ご利用の際に注意を呼びかけております。
(注意)
上記の記載内容は、令和6年5月1日現在の情報に基づいて記載しております。
今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。