(前編)税制非適格ストック・オプションに係る課税関係とは

 ストック・オプションとは、会社が自社や子会社の従業員、役員等に対して付与する自社株式を一定の期間内にあらかじめ定められた権利行使価格で購入することができる権利をいいます。

 このストック・オプションには、ストック・オプション税制の適用を受けて取得するもの(税制適格ストック・オプション)とその適用を受けないで取得するもの(税制非適格ストック・オプション)があります。
 上記のストック・オプション税制とは、「特定の取締役等が受ける新株予約権の行使による株式の取得に係る経済的利益の非課税等の特例」をいいます。

 課税時期は、その取得から売却までの段階に区別しますと、
①ストック・オプションを取得したとき
②権利を行使したとき
③株式を譲渡したときに分けられます。
 税制非適格ストック・オプションの場合、このうち②および③の段階において、その経済的利益について課税されます。
 権利行使時(上記の②)のその経済的利益に係る所得区分については、その株式の発行法人とその権利を与えられた人との関係等によって異なります。

(後編へつづく)

(注意)
 上記の記載内容は、令和8年6月1日現在の情報に基づいて記載しております。
 今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。