(後編)国税庁:令和6事務年度における富裕層に対する調査状況を公表

(前編からのつづき)

 申告漏れ所得金額の総額は、837億円(同655億円、同127.8%)に上り、富裕層に対する追徴税額の総額は207億円(同170億円、同121.8%)に上りました。
 また、令和6事務年度における海外投資等を行った富裕層に対する調査の状況を見てみますと、調査件数は662件(同554件、同119.5%)となり、申告漏れ等の非違件数は584件(同487件、同119.9%)となりました。

 海外投資等を行った富裕層に対する1件当たりの追徴税額は1,595万円(同1,290万円、同123.6%)となり、所得税の実地調査(特別・一般)全体の299万円に比べ、5.3倍となりました。
 そして、海外投資等を行った富裕層に対する1件当たりの申告漏れ所得金額は、6,680万円(同4,819万円、同138.6%)となり、申告漏れ所得金額の総額は、442億円(同267億円、同165.5%)に上り、追徴税額の総額は106億円(同71億円、同149.3%)に上りました。
 今後の動向に注目です。

(注意)
 上記の記載内容は、令和8年3月16日現在の情報に基づいて記載しております。
 今後の動向によっては、税制、関係法令等、税務の取扱い等が変わる可能性が十分ありますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。