中堅企業に対する成長支援 その2

 では、中堅企業に対する成長支援施策として具体的にどのようなものがあるのでしょうか。そこで、2025年2月に公表された「中堅企業成長促進パッケージ2025」に基づき、中堅企業への支援施策の概要についてみていきましょう。

 同パッケージでは、「中堅企業成長ビジョン」における重点6本柱をもとに、今後、中堅企業や支援団体等が活用可能な13府省庁・全155件の施策がまとめられています。
 1つ目の柱である「資金調達・設備投資」については、中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金(経済産業省)、地域未来投資促進税制(経済産業省)などがあげられます。
 2つ目の柱である「人材確保」については、地域企業経営人材マッチング促進事業(金融庁)、地域企業経営人材確保支援事業給付金(経済産業省)などがあげられます。
 3つ目の柱である「M&A、専門家活用」については、中堅・中小グループ化税制(経済産業省・中小企業庁)などがあげられます。
 4つ目の柱である「イノベーション」については、イノベーション拠点税制(イノベーションボックス税制)(経済産業省)などがあげられます。
 5つ目の柱である「海外展開」については、新輸出大国コンソーシアム(経済産業省)、中小企業・農林水産業輸出代金保険(経済産業省)などがあげられます。

 6つ目の柱である「GX・DX」については、中小企業等エネルギー利用最適化推進事業費(経済産業省)、物流脱炭素化促進事業(国土交通省)などがあげられます。
このように地域経済の担い手として中核的な役割を果たすことが期待される中堅企業の成長促進に資するような支援施策が展開されているのです。(了)

(記事提供者:(株)日本ビジネスプラン)