「新規輸出1万者支援プログラム」は、経済産業省、中小企業庁、独立行政法人日本貿易振興機構(以下、「ジェトロ」)及び独立行政法人中小企業基盤整備機構(以下、「中小機構」)が一体となり、新たに輸出に挑戦する事業者を支援するためのプログラムです。
2022年12月に開始した本プログラムでは、登録した事業者に対して、ジェトロのコンシェルジュがカウンセリングを行い、事業者の海外展開の目標や準備状況から課題を整理し、中小機構、ジェトロ及び各支援機関の支援策を提案し、輸出の実現に向けて一気通貫の支援を行っています。
同プログラムでは、輸出実現に向けた事業者のステージや抱えている課題や悩みに応じて、以下のような三つの支援策を提案しています。
一つ目は、輸出準備ステージの支援です。海外展開戦略の立案やターゲット市場の絞り込みが必要な事業者に対して、中小機構の専門家が相談に応じ、輸出先の検討、商材の市場適合化、ビジネスモデルの仮説検証等を支援しています。
二つ目は、輸出挑戦ステージの支援です。輸出準備が整った事業者に対して、ジェトロによる輸出商社とのマッチング支援や海外ECサイトを活用した間接輸出、専門家による伴走支援や海外見本市への出展支援を通じた直接輸出の実現を支援しています。
三つ目は、輸出継続・拡大ステージの支援です。輸出実現後も海外ビジネスの継続や拡大を図れるよう、自立化に向けて、社内人材の育成、資金支援、知的財産保護に関する支援、貿易リスクに関する支援を提供しています。
このように同プログラムでは、直接輸出に取り組むことが難しい中小企業に対しても、きめ細かな海外展開のアプローチを提案しているのです。(つづく)
(記事提供者:(株)日本ビジネスプラン)